自動車のドレスアップに欠かせないホイール。中でも世界で初めてのF1用マグネシウム鍛造ホイールを誕生させたBBSジャパンは、世界のクルマ好きから支持を集め、ハイパフォーマンスカーの足元を支え続けるブランドだ。
このBBSジャパンが新たなフラッフシップに位置付けるマグネシウム鍛造1ピースホイール「FZ-MG」は、軽量な金属であるマグネシウムの特性を活かし、BBS伝統のクロススポークを最新のテクノロジーでアップデートした、市販モデルとしては究極と言っても過言ではないアイテムだ。
クルマにそれ程詳しくない人にとっては、その価格も驚きだろう。「FZ-MG」の価格は前輪用が1本あたり35万円、後輪用が1本あたり37万円(いずれも税別)である。つまり、クルマ1台分だと144万円(税別)にもなるのだ。
現在の対応車種であるBMW M4(F82)やレクサス RC F(USC10)のオーナーから見れば、確かなクオリティとステイタスを得るために妥当なプライスと判断するのだろうが、144万円と言ったら(コンディションにもよるが)中古の初期型ポルシェ・ボクスターが買える金額だ。
ホイールだけでボクスター1台…… 大量生産には向かないとされる鍛造製法を採用して強度を確保し、独自技術で塗膜性能を向上させ、取り扱いが難しいマグネシウムホイールにアルミ製BBS鍛造ホイールと同様の保証を提供するなど、その価格には裏付けがあるとは言え、街で「FZ-MG」を履いたM4やRC Fを見かけたら、思わず目で追ってしまいそうだ。
BBSジャパンでは「FZ-MG」の発売にあわせ、12月1日に公式Webサイトをリニューアルしている。
「FZ-MG」の詳細情報も掲載されているので、愛車のドレスアップが気になるハイパフォーマンスカーのオーナーは確認しては如何だろうか。
BBSジャパン
http://www.bbs-japan.co.jp/