ようやく秋になったところだが、こういうのを見てしまうと気持ちは早くもスキー場に持っていかれる。映画監督でプロスキーヤーでもある、アメリカのエリック・ポラード氏が、北海道・ニセコの伝説的なパウダースノーを楽しむショートフィルム「A Place Called Niseko」(ニセコプロモーションボード・北海道倶知安町)を制作、公開した。
ポラード氏は約20年にわたりニセコを訪れており、最近では2019年にPowder MagazineのSki Film of the Yearを受賞している。ショートフィルムでは、Freeride World Tourの金メダリストである地元のプロスノーボーダー、浜和加奈氏を筆頭に、ドイツのレナ・シュトッフェル氏、オーストリアのリサ・フィルツモーザー氏といった世界的な有名選手たちがスポットライトを浴びている。ニセコの手つかずの自然の美しさに浸りながら、いとも軽々とゲレンデを滑走する姿は、完ぺきな冬へのいざない。スリル満点の冬のスポーツアクションだけでなく、ニセコの活気ある文化も垣間見ることができる。