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中小企業向け「越境EC/海外販売の基礎知識」を作成 日本商工会議所、東京商工会議所が新型コロナ禍の販路拡大支援

中小企業向け「越境EC/海外販売の基礎知識」を作成 日本商工会議所、東京商工会議所が新型コロナ禍の販路拡大支援 画像1
日商×東商 「越境EC/海外販売の基礎知識」

 

 日本商工会議所(東京都千代田区)と東京商工会議所(同)は、中小・小規模事業者を対象にした国際的な電子商取引(EC)「越境EC」について、そのポイントを紹介した「越境EC/海外販売の基礎知識」を作成し、PDF形式で公開した。無料でダウンロードできる。

 越境ECは、海外のインターネット通販サイトを通じた国際的な電子商取引。新型コロナウイルスの感染拡大で、ECサイトの販売が拡大していることから「ウィズコロナ時代におけるビジネスへの対応として、中小企業でも海外の需要を積極的に取り込んでいくことが重要だ」と、ノウハウが不足しているとみられる中小・小規模事業者向けに基礎知識をまとめた。

 「越境EC/海外販売の基礎知識」は、オールカラー、55ページ。海外との取引の全体像を把握するとともに、実際に出店するイメージを持てるよう体系的に解説したサポートブックだという。

 具体的には、越境ECに取り組むにあたって押さえておきたいポイントとして「開店」「集客」「運営」の三つを挙げ、出店方法(ECモール、ECサイトなど)の特徴・市場概況の紹介とともに、SNSを活用したプロモーション施策を説明。また、越境ECで海外販売に取り組む中小企業10社の事例も掲載している。