西島秀俊が主演する木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」(テレビ朝日系)の第1話が、5日に放送された。
本作は、ミステリー作家・加藤実秋氏の同名小説を原作にした新感覚の刑事ドラマ。すねに傷を持つ“グレーな刑事たち”が、秘密を隠しながら、互いに利用し合い、それぞれの正義を見いだしていく姿を描く。(※以下、ネタバレあり)
桜町中央署刑事課のエース・蓮見光輔(濱田岳)は、不審な男が職務質問を振り切って逃走したという一報を聞き、現場に駆けつける。
プロレスのリング上でナイフを手に人質を取る男を冷静に諭し、投降させようと試みていると、そこに突然、ダブルのスーツにサングラスという任侠ファッションの男が乱入する。
鮮やかなアクションで不審者を取り押さえたその男は、刑事課に移動してきた架川英児(西島)。英児は、警視庁の組織犯罪対策部、いわゆる“マル暴”から飛ばされてきたのだ。
そんな矢先、大学教授・最上憲彦の自宅で、ハウスキーパーの永峰弓江(室井滋)が刺殺される事件が発生する。英児と光輔がバディを組んで捜査を始めたところ、憲彦の娘・亜由美ら最上家の面々にはそれぞれ裏の顔があることが分かる。
放送終了後、SNS上には、「コント風なのか、シリアスドラマなのか、絶妙なバランスがいい」「重い設定がひそんでいるようだけど、重過ぎず軽過ぎない。来週以降も期待」「新日本プロレスの面々や、『はぐれ刑事純情派』の待受画面だったり、小ネタが満載。それを探すのも楽しい」といった感想が寄せられた。
また、西島が演じる英児について、「面白い感じのキャラでいい」「西島秀俊の役がだいぶポンコツだし、濱田岳に『使われている』感じがコミカルで、最初のティザー映像と感じる雰囲気が違う。面白かった」「アウトローに見えるのにかわいい」などのコメントも集まった。
木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」は、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」とTVerで配信中。