世界各国で食べられている「イチゴ」。生食での消費量は日本が世界一だともいわれている。日本のイチゴは品種も約300種と大変多く、現在も日本各地で品種改良が重ねられ、個性的な新品種も続々と誕生。生産地を代表す る“ご当地ブランド”となるイチゴも生み出されている。そんなイチゴたちが、2月14日(火)まで大阪・阪神梅田本店(阪急阪神百貨店)の2店舗に大集合している。
地下1階青果売場の「西勝青果」と「もぎたて果実MIZUNO」に、生産地の県外に出荷される機会の少ない、入手が困難な品種や、贈答にも喜ばれるプレミアムイチゴなど、西日本の産地を中心とした約35種 (商品価格は卸売市場の競り価格により変動) が勢ぞろい。
産地との太いパイプが自慢の「西勝青果」には、15種類が集合。「奈良県 古都華(ことか)」は、奈良県のオリジナル品種。鮮やかな赤色、程よい酸味と濃厚な甘みが特徴。「京都府『渋谷農園』京の雫」は、京都府八幡市にある「渋谷農園」のブランドイチゴ。果実の状態が最も良い明け方前に収穫するのがこだわり。「和歌山県 まりひめ」は、和歌山県オリジナル品種。大粒で酸味が少なく、甘みとジューシーさが引き立っている。生産量が少なく入手困難なレアイチゴ。
果物専門店の目利きが生きる「もぎたて果実MIZUNO」には、幻のイチゴが登場。「奈良県 古都姫」は、奈良県オリジナル品種の「古都華」と「珠姫」を交配して開発、生産者は3人という貴重なイチゴ。「珠姫」の抑えた酸味と「古都華」の濃厚な甘さ、それぞれの良さをしっかりと引き継いでいる。「佐賀県 咲姫(さきひめ)」は、佐賀県白石町の中村和好さんが唯一の生産者で、“幻のイチゴ”とも言われる。平均糖度15度を超え、甘さが際立つジューシーなイチゴ。「徳島県 さくらももいちご」は、根本まで赤い高級完熟イチゴ。大阪中央卸市場と徳島県との共同開発で、基本的に大阪中央卸市場にしか入らない希少品。
スタッフ一同で試食をして作成した、食感や甘味の程度が一目で分かる「いちごマトリックス」も用意。また、ジューススタンド「MOGITATE」には、「いちごまみれサンデー」(980円)が登場。店内厨房で作る特製イチゴアイスに濃厚スムージーソースをたっぷりかけ、福岡産のあまおうや女峰など、食べ頃に熟した“本日のイチゴ”をトッピングしている。
阪神梅田本店に“推しイチゴ”を見つけに行こう!