中高校生に起業するための学びの場を 2023年4月、「札幌静修高校スタートアップ道場」開講

　生き方・働き方が多様化している時代。中高生の頃から“起業”について知識を得ることができたら、若い世代の将来の選択肢も広がるかもしれない。学校法人札幌静修学園札幌静修高等学校(札幌市)は、中高校生が将来にもっと希望を持ち、選択肢を多く持てるよう、2023年4月から「札幌静修スタートアップ道場」を開講する。

　2023年4～9月に、全12講座を隔週日曜日に札幌静修高等学校校内とオンライン受講で開催。同学園の高校生と中学校3年生に加え、他校の高校生と中学生についても、面接と簡単な作文での考査を行って受け入れる。同学園の西辻一真理事長を塾長とし、西辻氏が持つ起業ノウハウやネットワークを生かしてカリキュラムの作成から講師の選定などを行う。起業に対しての心構えや経営に関する基礎知識などのスキルに加え、起業プラン作成を行い、最終講義ではプレゼンテーションを実施。優秀と認められたプランに対しては、学内起業として、学校・理事長が資金・人材面でのサポートを行い実現に向けて協議に入る。

理事長（西辻一真）

　「起業に年齢や性別、人種は関係ないと感じている。中高生が同じフィールドで学べる機会を提供することで、これからの時代を担っていく世代が自分でやりたいことを見つけて実行していくことを意識できれば。何かしたいことがあるのになかなかチャレンジできないのであれば、まず実践してみることが大切かと思います」と、西辻理事長。

　申し込みについては、学内配布のパンフレットと同学園ウェブサイトで告知。問い合わせは、学校法人 札幌静修学園、TEL：[phone]、メール：[e-mail] まで。