女将軍が率いる“パラレルワールド”を描いたNHKドラマ10「大奥」のSeason2が2023年秋に放送されることが22日、分かった。
3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こしたよしながふみ作の「大奥」。
ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いたコミックを原作に、NHKでは3代将軍家光から8代将軍吉宗までの物語をドラマ化し、ドラマ10で放送中(8代・吉宗編は第10回まで放送)。
そして23年秋、吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが「天然痘」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を初めて映像化する。
脚本は、「JIN-仁-」「ごちそうさん」「おんな城主 直虎」など、数々のヒット作を生み出してきた森下佳子氏が引き続き執筆。
“安全な暮らし”“信頼できる絆”“平和”への願いに、時代を超える普遍的なまなざしで向き合い、今なお困難な時代を生きる人々の心に勇気と希望を届ける。Season2の主要キャストは、23年春から発表予定。