エンタメ

堺雅人「半沢直樹」以来3年ぶりに日曜劇場に主演 「皆さんの期待を決して裏切らない作品になると思います」

 TBSは27日、7月期の日曜劇場枠(毎週日曜午後9時~)で、堺雅人主演の「VIVANT」(読み:ヴィヴァン)を放送することを発表した。共演には、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司が決定した。

 本作の演出は、「半沢直樹」シリーズ、「下町ロケット」シリーズ、「陸王」「ドラゴン桜」など数多くの大ヒットドラマを世に送り出してきた福澤克雄氏。演出だけでなく、原作も手掛け、完全オリジナルストーリーとして放送する。

 今回はキャストの他に、ティザービジュアルとティザームービーも解禁。赤と黒のコントラストが目を引くティザービジュアルで、「敵か味方か、味方か敵か。」という意味深なキャッチコピーが添えられていることにも注目だ。

 主演に決定した堺は「福澤監督にまたお声掛けいただき光栄だったのと同時に、本プロジェクトでの主演は、大きな覚悟が必要だと身が引き締まる思いがしました。台本を読んで、福澤監督はじめ、企画した方の深い愛情を感じました。けれども、あまりに壮大で、複雑で、スピーディーな物語なので、準備が追いついていない状況です。正解は福澤監督の頭の中だけ。でも福澤監督は、全身全霊でぶつかれば全身全霊で応えてくださる方なので、意気込みしかないです!」とコメントを寄せた。

 本作の詳細はまだシークレットとのこと。堺は「道で僕に会っても何も聞かないでくださいね。皆さんの期待を決して裏切らない作品になると思いますので、放送を心待ちにしていてほしいです」と語った。

 阿部は「これからどういう撮影になるのか、どんな作品が完成するのか予測ができません。堺さんとは連続ドラマでご一緒するのは初めてなので、今回の長丁場で、共にいいものを作り上げていきたいと思います」と意気込みを語った。

 二階堂は「主演の堺さんは座長として懐が深く、とても頼もしい方で、堺さんに付いていけば大丈夫だという安心感があります。視聴者の方にお届けできる日をワクワクしながら、スタッフ、キャスト一同頑張っています。ぜひお楽しみに」とアピールした。

 松坂は「風のうわさで、そうそうたる俳優の方々が、この一大プロジェクトに参加されることを聞き、『なんとか僕も出演したいです』と自ら志願しました」とエピソードを披露。

 続けて、「主演の堺さんとは初めてご一緒するのでとても楽しみです。堺さんの熱量やスピード感に乗り遅れないよう、最後まで一緒に走り抜きたいです」と言葉に力を込めた。