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特許庁の広報誌「とっきょ」の最新号発行 福島の知財活用を特集

特許庁の広報誌「とっきょ」の最新号発行 福島の知財活用を特集 画像1
特許庁 広報誌「とっきょ」56号

 

 特許庁は、知的財産への関心を持ってもらおうと、知財活用の成功事例や特許庁の最新ニュースを掲載した広報誌「とっきょ」最新号を、このほど発行した。

 福島での知財活用を特集しており、特集1は菊池製作所(東京都八王子市)の菊池功社長とテラ・ラボ(愛知県春日井市)の松浦孝英代表取締役のインタビュー、特集2はマクタアメニティ(福島県伊達市)の幕田武広代表取締役のインタビューを掲載している。

 震災で大きな被害を受けた福島・浜通り地域に新たな産業基盤をつくる「福島イノベーション・コースト構想」によって、南相馬市はロボット・ドローン分野の研究開発拠点となっている。有望なスタートアップ(新興企業)が集積する「福島ロボットテストフィールド(RTF)」をけん引するのが菊池産業とテラ・ラボだ。特集1は、この2社に対し、RTFへの期待と福島の未来図について話を聞いた。

 マクタアメニティは、震災によってゼロからの事業再構築を迫られたが、特許出願中だった「おいしさの見える化」技術の事業化に成功。近年はオープンイノベーションにも力を入れ、他社との共同開発も行っている。特集2で、マクタアメニティの知財戦略などについて聞いた。最新号はその他にも、特許庁の職場紹介や企業の取り組みを紹介した漫画などを掲載している。