城南信用金庫(東京都品川区)は、東急スポーツシステム株式会社(東京都渋谷区)が運営するフットボールクラブの東急SレイエスFCとトップパートナー契約を締結することを発表し、3月27日に城南信用金庫の本店で契約締結式が行われた。
このトップパートナー契約は、東急SレイエスFCと城南信用金庫が協力し、スポーツを通じて地域とつながり、地域とともに発展することで、活気ある街を実現させることを目的としている。ユニホームに金庫名を入れるほか、企業・事業活動をする中で、双方で認知度を上げ、相乗効果を生み出していくことを目指している。
東急スポーツシステムは、東急沿線を中心にフィットネス、スイミング、ゴルフ、テニス、フットボールの5つの事業を運営しており、佐藤代表取締役は「スポーツをすることはもちろん、スポーツを見る、支える、そしてスポーツを通じてつながることで地域社会に対して貢献し、町の価値を高めていきたい」と意気込みを語った。横浜市青葉区を拠点とする東急SレイエスFCと城南信用金庫の事業・活動エリアが近しいことにもふれ、「さまざまな地域イベントを一緒に行っていくことで、その地域に住まわれる皆さんがこの町が好きだと思っていただけるような取り組みをしたい」と幅広い連携を目指していることを明らかにした。
城南信用金庫の川本理事長は今回のトップパートナー契約によって「スポーツのすばらしさを通じて、さらに地域を明るく元気にできるのではないか」と話した。
今後は、フットボールクラブを応援するとともに、サッカー活動以外でも、地域貢献活動や各種地域、イベントを連携して開催するなど、地域の絆を深め、活気あるまちづくりに取り組んでいく予定。