フランスが選んだ焼酎と泡盛 パリで開催のコンクールの結果は?

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「審査員賞」受賞の本格焼酎・泡盛8 銘柄

 海外でも日本酒を楽しむ人が増えた。和食だけでなく、フランス料理と合わせることも珍しくなくなり、さまざまな銘柄を飲み比べる人も少なくない。日本酒以外のアルコールも人気が出てきている。5月末にフランス・パリで開かれた「Kura Master本格焼酎・泡盛コンクール2023」(Kura Master運営委員会・パリ)の結果が発表された。

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2023 年度の 最終審査 に進出した本格焼酎・泡盛TOP16 銘柄

 審査委員長のクリストフ・ダボワンヌ氏を含むM.O.F(フランス国家最優秀職人)の称号取得者や、ペニンシュラホテルのシェフバーマン、オテル・ドゥ・クリヨンのファーストバーマンら38人の審査員がブラインドによるテイスティング審査を実施した。

 その結果、芋部門は鹿児島・さつま無双の「もぐら 群青」、米部門は熊本・メルシャン「米芳醇」、麦部門は宮崎・柳田酒造「青鹿毛」、黒糖部門は鹿児島・沖永良部酒造「稲乃露」、泡盛部門は沖縄・八重泉酒造「島うらら」。そしてバラエティー部門にカンボジア・クマエ蒸留の「バナナリキュール」、樽(たる)貯蔵部門に福岡・紅乙女酒造「紅乙女樽FRENCH OAK 長期貯蔵」、プレステージ コウジスピリッツ部門にはクマエ蒸留の「キャッサバスピリッツ(白)」が選ばれた。