長野県 阿智村商工会(https://achimura.com/)は、メタバース上の仮想の商店街「阿智村メタバース商店街」の制作をこのほどスタートした。昭和30年代ににぎわった商店街の様子を再現しつつ、会員事業所の製品やサービスを紹介。来訪者に村の魅力を伝え、会員事業所への経済効果を目指す。
阿智村メタバース商店街は、阿智村の昼神温泉出湯50周年の記念行事の一環としても位置付けられている。デジタルで再現される昭和30年代の阿智村の商店街を訪れる来訪者には阿智村の昔を体感することで阿智村の魅力を知ってもらう。
同地域は近い将来、リニア中央新幹線の長野県駅設置による経済効果も期待できる範囲にあるものの、実現はまだまだ先のこと。それまでの生き残りをかけて山村の小さな商工会の挑戦が続く。現在の参加予定事業所数は14で、製造業・飲食業・サービス業・小売業・旅館業と多岐にわたる。今年7月から制作に入り、10月に完成予定。11月には村内でお披露目のイベントも予定している。