フードロス商品をアプリで検索、好きなタイミングで購入 実証実験「FooDEco(フーデコ)」、大阪・梅田の「阪急三番街」で

　フードロス(＝まだ食べられるのに廃棄される食品）を、専用アプリまたは特設サイトでお得に購入し、店舗で受け取れるサービスが期間限定で実施される。阪急大阪梅田駅直結の「阪急三番街」(阪急阪神ホールディングス・大阪市)で9月1日(金)～11月30日(木)に行われる、「フードロスの削減」と「食との出会い」を促進するサービス「FooDEco(フーデコ)」の実証実験だ。

　アプリ( https://yappli.plus/foodeco_release )や特設サイト( https://lp.foodeco.jp/)で出品されているフードロス商品の情報を店頭に行かなくてもタイムリーに検索・購入し、帰り道など好きなタイミングに待ち時間なく店舗で商品を受け取れる。この実証実験には、阪急三番街に入る「カフェ バーンホーフ」(コーヒーショップ)、「キムラ」(フルーツ・パーラー)、「神戸ベル」(パン・ケーキ＆カフェテラス)、「台湾甜商店」(台湾スイーツカフェ)、「226 ツツム」(洋菓子)、「帝塚山 季 TOKI」(デザート茶寮)、「プロムナードカフェ」(喫茶飲食)の7店舗(8月28日時点)が参加予定。店舗は、本サービスを通じてフードロス商品の情報を発信することによりフードロスの削減と店舗のPRを行うことができる

　同実証実験により、利用データの収集とサービスの実効性の検証を行い、本格導入に向けた検討を進めていく。