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ドラッグストアの業務改善に効果 ブライセンのシステム、ツルハで本稼働

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ブライセン 「B-Luckスイート」サービス概要

 

 ソフトウェア開発会社のブライセン(東京都中央区)は、ドラッグストア大手のツルハ(札幌市)がブライセンの流通DXソリューション「B-Luck(ビーラック)循環式期限チェック」を導入し、8月から本稼働した、と発表した。

 食品やOTC薬品(処方箋なしで購入できる医薬品)を取り扱うドラッグストアで商品の賞味期限や使用期限の管理は、従業員が一つ一つの商品を手に取って日付を確認するなど膨大な時間と労力を必要とする。

 「ビーラック循環式期限チェック」は、日々アラートが出た商品の期限チェックをするだけでよく、期限の日付は、OCR(画像で文字データだけを認識する技術)で瞬時に読み取ることができる。本部とのインターフェースによって、店舗での商品マスター登録は必要ない。

 ツルハは導入に先立ち6店舗でテスト稼働したところ、確実に業務改善効果が見込まれたため、導入を決めたという。

 ブライセンは今後、同ソリューションで、在庫管理と連動してさらに効率化を目指し、ロスの軽減やSDGsに貢献したい、としている。