サクッと立ち寄るコンビニでも、じっくり見て回る店でも店員に期待することは同じだ。手際がよくて、笑顔で丁寧に対応してくれること。そういう店ならまた行きたくなる。「コンビニエンスストアの接客」に関する調査(マイボイスコム・東京)の結果が興味深い。品ぞろえが豊富なことも店選びの動機になっていることがわかる。
10月1~5日に9695人に調査した結果で、直近1年間にコンビニを週1回以上利用した人は5割弱。店員に期待する接客を複数回答でたずねると、手際がよい(51.9%)、対応が丁寧、笑顔で対応、言葉遣いや話し方がよい(各30%台)など、やはり丁寧な仕事ぶりが評価されている。もう一度来店したいと思う店舗で最も多いのは「品ぞろえが豊富」なこと(45.3%)だった。
回答者のコメントを見ると、「言葉遣いが柔らかだと、印象が良い」「傘を買った時に、すぐに使用できるようにしてくれたこと」「振り込みを行おうとしたが、やり方が分からなかったので、困っていたら店員から声をかけてくれて解決した」など、接客の良さが印象に残っている人が多い。近年は外国人のスタッフも増えたが、「外国人の方が研修中で入っていて、笑顔で接客してくれて元々イメージよくない店舗だったけど、その外国人が入ってからは店が好きになった」というコメントもあった。