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「君が心をくれたから」“雨”永野芽郁と“太陽”山田裕貴が最後のデート 「大切に思い過ぎた結果がこのデートだなんてつらすぎ」

 永野芽郁が主演するドラマ「君が心をくれたから」(フジテレビ系)の第4話が、29日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、主人公・逢原雨(永野)が、愛する男性、朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリー。脚本は小説家・宇山佳佑氏によるオリジナル。

 2016年2月、卒業式を間近に控えた雨は、東京でひとり暮らしを始める準備のため、太陽と一緒に観覧車があるショッピングセンターに行く。太陽は雨にマーガレットの花束をプレゼントすると、「この花の香りを2人の思い出の香りにしないか」と話す。

  2024年1月、太陽は雨に思いを告白するが、「他に好きな人がいる」と断られて帰宅する。告白が成功するものと思い込んでいた妹の春陽(出口夏希)や花火職人たちは、太陽が失恋したことを知って驚く。

  一方、雨は市役所職員の望田司(白洲迅)に、自身の“奇跡”について、五感を失ってしまう珍しい病気で、すでに味覚がない、と打ち明ける。司は、「太陽にその話はしたのか」と問いかけると、雨は、「太陽のことが好きだから言うつもりはない」と答える。

 またある日、雨が庭で水やりをしていると、祖母の雪乃(余貴美子)が買い物から帰ってくる。雨は腰をさすっている雪乃の姿が気になり、声をかける。雨と共にその姿を見ていた案内人・日下(斎藤工)は、五感のことは雪乃に伝えるべきだと告げる。

 雨の嗅覚がなくなる日、雨は太陽の気持ちを諦めさせるために司と太陽の3人でハウステンボスに行く。雨の気持ちを察した司が帰った後、太陽はマーガレットの花束を雨にプレゼントする。そして雨は太陽と乗った観覧車の中で、司と交際すると話す。

 放送終了後、SNS上には「味覚、嗅覚…さまざまな感覚を持つ意味や心について考えさせられる」「毎回うまいな。過去と現在のミックスが」「愛する人のために同じ選択ができたのかとか、いろいろ考えさせられる」などの声が投稿された。

 また、司を交えたデートには「観覧車のシーン苦し過ぎた」「相手を大切に思い過ぎた結果がこのデートだなんてつらすぎ」「嗅覚を失って涙を流すシーンで宇多田ヒカルさんの曲が流れて号泣」などの声も投稿された。

「君が心をくれたから」(C)フジテレビ