永野芽郁が主演する月9ドラマ「君が心をくれたから」(フジテレビ系)が現在放送中だ。本作は、主人公の逢原雨(永野)が、かつて心を通わせた男性・朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリー。本作で朝野太陽が働く老舗煙火店の花火師・飛岡雄星役を演じている今注目の若手俳優・萩原護に、撮影現場の雰囲気や物語の魅力など聞いた。
-最初に脚本を読んだときの感想と、放送がスタートして周りの方から届いている反響があれば教えてください。
初めて脚本を読んだときは、内容がとても重くて、切ないストーリーだなと思いました。反響の声はたくさん届いていて、友人や近所の方から、ドラマを見ていたら僕が出て来たと言われたりします(笑)。「過酷な物語だけれど今後はどうなってしまうの?」という声もいただきますが、僕もまだ脚本の最終話を読んでいないので、皆さんと同じように物語のラストはどうなってしまうんだろう? と思って楽しみにしています。
-花火師の飛岡雄星役を演じるうえで、また老舗煙火店「朝野煙火工業」花火師の皆さんとのシーンを演じる上で気を付けていることはありますか?
花火師たちのシーンは、結構コミカルなシーンが多いのでドラマを盛り上げる1つの要素になるように皆で協力し合って盛り上げようとしています。その中でも僕は1番年下の役なので、どう先輩と関わっているか、花火師役を演じていらっしゃる佐藤貴史さんや谷恭輔さん、螢雪次朗さんと話してイメージしながら感覚をつかんでいます。
-撮影現場での山田裕貴さんの印象はいかがですか。
山田さんは座長経験が豊富な方なので、撮影現場ではとても落ち着いてらっしゃいますし、ご自身の役を演じてみて、今こういう気持ちだったのでこういうふうに動きたいとか、率先してこういうふうに動きますというのを監督と話されていたりするので、その背中を見ていて勉強になります。そういう方に僕は初めて出会ったので尊敬しますし、多くのことを学ばせていただいています。
-主人公の逢原雨を演じる永野芽郁さんの印象はいかがですか。
永野さんも山田さんと同じものを感じます。永野さんはご自身の役を自分が演じてみて、今どう感じたかということに加えて、客観的に見て、今、役の心情はこうだからこう思うという軸を常に1つ固く持ってらっしゃる方で、そこは山田さんも共通しているように感じます。お2人共も頼もしい方で、僕だけでなく現場の皆さんから頼りにされていると思いますし、すごく学びがあります。