カルチャー

郷土の味覚と伝統工芸付き宿泊プラン  楽しみながら輪島塗職人応援の旅

 能登半島地震で被災した輪島塗の職人を支援できる旅のプランがある。石川県のハチバン(金沢市)と金沢東急ホテル(金沢市)は、「輪島のうるし箸と郷土コース」つき宿泊プランを共同で企画・販売する。受け付けが始まった。

 宿泊プランには、石川の味を堪能できる「長八」(ハチバン運営)のコース料理と、“震災を乗り越えた輪島のうるし箸”が付いている。このお箸は地震で倒壊した工房から救い出されたもの。震災を乗り越えた縁起のいいお箸だ。地震で被災した輪島塗職人や工房の中で、ようやく製作を再開することができた輪島塗職人が、救い出したお箸に漆を塗りなおした。箸袋は、被災した家族を支える人々が一つ一つていねいに作った。輪島塗の復興への願いが込められたプランだ。予約は5日前までに電話(076-231-2411)で受け付けている。

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