各国、各地の有名店があちこちに店を構え、国境を越えてのお取り寄せも可能な現代。旅先でのお土産選びは悩ましい。これって日本にも売ってる、東京にも店がある、などと考え始めるとキリがない。
マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京)が実施した「お土産に関する調査(2024年)」によると、お土産を買うことが好きな人は63.5%。地域限定のお菓子や特産品を買うという人がやはり多い。
全国の20~69歳を対象に10月25~27日に調査、1100件を集計した結果。自分用でも他人用でも、選ぶのは“地域もの”がトップ2。3位は調味料や香辛料、4位がキーホルダーやマグネットなどの小物だ。もっとも、置き物やぬいぐるみ、お守りなどは「もらって困ったお土産」のリストにも挙がっている。
もらってうれしかったお土産にはやはり「その地域でしか買えない食品。なくなるものがいい」との声。「地場のスーパーで売っているものがローカル感があってうれしい」というコメントも。やはりその地域の特色が感じられて、食べたり飲んだりして残らないもの、がいいのかもしれない。