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10社以上参画し神戸のウオーターフロント再開発 アリーナ基点に推進

「新港第二突堤エリア(愛称:TOTTEI)」(イメージ)

 

 神戸市のウオーターフロントエリア再開発事業を手がけるスマートバリュー(大阪市)はこのほど、神戸アリーナプロジェクトを運営する子会社One Bright KOBE(神戸市)を代表とした複数の企業が共同して「Commons Tech KOBE(コモンズテックコウベ)」の取り組みを進めると発表した。

 ウオーターフロントエリアでは、2025年4月に中心施設のアリーナ「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」が開業する予定で、開業以降は「まちの活性化にむけた共通意識を高めるイベントを定期開催する」という。

 計画では、アリーナを起点としたスマートシティーモデルの社会実装に取り組み、初期は「来訪者の増加」と「まちの回遊性向上」をテーマにアプリを活用し、さまざまなデータを収集。26年4月にプロジェクトを本格始動する予定だとしている。

 One Bright KOBE以外の参画企業は以下の通り。ウイングアーク1st(東京都港区)、JR西日本(大阪市)、ベスティ(大阪市)、あいおいニッセイ同和損害保険(東京都渋谷区)、 TIS(東京都新宿区)、ネオス(東京都千代田区)、シナジーマーケティング(大阪市)、ノースディテール(札幌市)、ストークス(兵庫県西宮市)。