東京・世田谷区粕谷にある「蘆花恒春園」。『不如帰』などの作品で知られる明治・大正期の文豪、徳冨蘆花(健次郎)と愛子夫人が、後半生を過ごした住まいと庭、それに蘆花夫妻の墓地をもとに造られた。園内の「花の丘」には、蘆花が好んで育てた花など、季節の花が咲き誇り、来園者を楽しませている。
そんな「蘆花恒春園」では、3月2日(日)に「フードドライブ」を初開催する。フードドライブとは、家庭で使い切れない未使用食品を持ち寄り、食品を必要としている地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動のこと。「蘆花恒春園サービスセンター」では、世田谷区社会福祉協議会を通して、提供者から預かった食料品を、支援が必要な人々へと渡す。開催時間は10時~16時。小雨決行(荒天中止)。場所は園内の「花の丘」。
当日、回収できるものは①常温保存できるもの②未開封のもの③賞味期限が2カ月以上あるもの。①~③をすべて満たすものを、イベント当日に直接持参のこと。なお、生鮮食品、健康食品、アルコール飲料、外装が破れているもの、外国語表示のみの食品は預けられないので注意しよう。
また、フードドライブと並行して、同日、花の丘フェスタ「菜の花まつり」も開催する。2024年10月に芦花小学校、千歳台小学校の生徒が種をまいた菜の花が見頃を迎える季節。さまざまな模擬店も出店する予定。