ライフスタイル

箱根強羅公園110周年の締めくくり モニュメント展示や園内ツアー開催で「春」をお届け

 都心から車でサクッと行ける神奈川県の静かな温泉地「強羅」。寒い季節は雪が心配でちょっと足が遠のいていたという人も、これからの季節は風景も露天風呂も楽しみ放題。昨夏110周年を迎えた箱根強羅公園(小田急箱根・神奈川県小田原市)には、その記念企画を締めくくるさまざまな楽しみが待っている。

 桜やバラにちなんだイベントで、強羅公園の春を満喫。シンボルは、イベント館の高さ約2mの「スプリングモニュメント」。森のトンネルを抜けると、流木を紡ぎあげた上に桜をあしらった春らしい桜のモニュメントに出合える。

 また3月28日(金)~30日(日)の3日間限定で、公園の長い歴史や四季折々の見どころをスタッフがガイドする「まるわかり!箱根強羅公園ガイドツアー2025春」(14時~15時)も実施。春を感じる植物や登録有形文化財のお茶室などの解説が聞ける。定員各回10人(1人300円)。予約は電話(0460-82-2825)または入園窓口で行う。

 ひと休みしたくなったら、園内の「一色堂茶廊」で「スプリングアフタヌーンティー~a treat for myself~」(紅茶付きで税込み3250円・1日25セット、要事前予約)のほか、桜やお花見にちなんだ色鮮やかな春限定スイーツを。春バラが開花するころには、「春のローズガーデン音楽会」も開催される予定だ。

 箱根強羅公園の営業時間(3月~11月)は、9時~17時(最終入園時間16時30分)。入園料は大人税込み650円、小学生以下無料。