
テーブルに飾られた生花は季節を感じられてきれいだけれど、長持ちさせるお世話はそれなりに手がかかる。その点、押し花は花のきれいな時を閉じ込めて長く楽しむ一つの方法だ。長野県の国営アルプスあづみの公園【大町・松川地区】では、5月17日(土)・18日(日)にワークショップ「押し花フレームを作ろう」を開催する。
園内の花畑に咲くネモフィラを使った押し花アートに挑戦。約1週間乾燥させた押し花が用意され、フォトフレームは、絵画のような印象の台紙付きのものと、花が浮かびあがるように空間に映える背板が透明なものから選択できる。フォトフレームに押し花を並べれば、自分だけの作品の出来上がり。壁に掛けたり、机や棚に立てかけたりと、日々の暮らしに花を取り入れることができる。
ちなみにネモフィラは北アメリカ原産で、ムラサキ科ネモフィラ属の一年草。属名は「ネモス(小さな森)」と「フィレオ(愛する)」を合わせた言葉で、森林周辺に自生することに由来している。澄んだ青い小さな花は、赤ちゃんのようなかわいらしい花姿から「Baby blue eyes」と呼ばれており、花言葉は、その見た目から「可憐(かれん)」、ヨーロッパに渡ってよく育ったことから「どこでも成功」などが知られている。
ワークショップは①11時~、②13時~、③14時30分~で、各回先着10人が定員。参加費は300円。