SDGs

山田養蜂場が保全活動「植樹アクションPROJECT」を始動 5月20日の「世界ミツバチの日」をきっかけに

 山田養蜂場(岡山県鏡野町)は、5月20日の「世界ミツバチの日」(国連が定めた国際記念日)を機に環境保全活動「植樹アクションPROJECT」を始動した。

 植樹アクションは、ミツバチたちが蜜を集め命をつなぐ場所を増やしていくための植樹活動をはじめ、蜜源植物を花壇に植えたり、苗木を植える、花の種をまく、ミツバチの大切さを考えながら絵を描くなどの活動を予定している。これらの取り組みをSNSで拡散し「#ミツバチ植樹アクション」でつなぎ、世界に発信していく。

 同社は1999年から、植樹活動に取り組んでおり、これまでに植えた木は、国内外で231万9564本にのぼる。この活動を拡大するために、グループ会社や養蜂を通じて環境保全活動に取り組んでいるTBSホールディングス サスティナビリティ創造センターほか、港区立赤坂小学校、青南小学校、バディスポーツ幼児園、竹中パートナーズ(米国)、LifeSeasons, Inc.(米国)などとも連携する。

  5月17日には、このプロジェクトの第一歩として同社の本社で植樹祭を実施し2000本の植樹を行った。

 同社の守安健一取締役は「25年前から環境保全のための植樹活動をはじめ、これまで国内外で230万本以上を植えてきました。国連により世界ミツバチの日が制定されたことから、より多くの皆さんと手を取り、この活動を広げてゆきたいと考え、TBSさんとプロジェクトを立ち上げました。ミツバチに感謝し、豊かな自然環境を祈りながら、社員で2000本の植樹活動を行いました。子供たちの未来が豊かなものであるよう、これからも社会活動を続けてまいります」と力強くコメント。

 式典参加者のTBS サスティナビリティ創造センター 秋沢淳子CSR推進室長は、「このプロジェクトの立ち上げに際し、多くの企業様、団体様にご賛同いただいたことに感謝しております。一人一人の小さなアクションが、子供たちの未来につながる、そのために、一過性のもので終わらせることなく、永く取り組みを続けてゆきたいと思います」と表明し、バディスポーツ幼児園世田谷 富岡哲司園長は、「子どもたちが笑顔で過ごせる環境づくりや自然との共存を学べる良い機会だと思い、この企画に賛同しました。日々、どんぐりの苗木への水やりを通して、子どもたちの自然環境の学びや情操教育につながればと思います」と植樹活動への思いを語った。