米作りの現場について改めて考えるようになっている昨今。新潟県では、棚田の美しさに目を向け、人々の営みや地域への関心を高めようと、「棚田県にいがたフォトコンテスト2025」(新潟県観光協会)を開催、作品の募集を始めた。応募期間は9月30日(火)まで。
棚田は、山の傾斜地などに階段状に造られている田んぼ。昼夜の温度差が大きく、上質な棚田米が作られるほか、洪水や地滑りなどの災害を防止するなどの利点もある。新潟県は、棚田の面積や「つなぐ棚田遺産」の認定数全国1位を誇る“棚田日本一”の県だ。フォトコンテストでは、美しい棚田の景観や地域の新たな魅力を広く発信し、棚田地域への関心を高めることで、交流人口の拡大や地域活性化を目指している。
応募できるのは、2024年10月1日(火)~2025年9月30日(火)に撮影された写真で、対象地域の棚田を主体とした風景や人々の活動などを写したもの。受賞者には米や特産品、飲食店の特典などが予定されている。詳細は、「棚田県にいがたフォトコンテスト」のホームページで。