カルチャー

京都精華大学が高校生のための創作応援コンペティション「SEIKA AWARD 2026」 自由な創作と新しい才能にあふれた作品を公募

 高校生たちの自由な創作活動の応援と、新しい才能の発見を目的とする京都精華大学(京都市)主催のコンペティション「SEIKA AWARD 2026(セイカアワード)」が開催される。第7回を迎える今回のテーマは「記憶」。

 美術に限定されることなく開かれた表現の発表機会として、美術・工芸、デザイン、マンガ、メディア、文章などの多様な応募部門からオリジナル作品を公募する。高校生自身の声、主張、表現で自由にチャレンジすることを呼び掛けている。募集期間は12月1日(月)~2026年1月14日(水)17時まで。

 昨年度は全国から1011点の応募があり、150点が入選作品に選出された。入選作品の中から、グランプリ1点、学長賞1点、優秀賞5点、部門賞6点、奨励賞30点をそれぞれ選出した。今年度からは新たに、グランプリをはじめとする上位賞の受賞者には、同大入学金免除(入学金相当額の20万円を奨学金として給付)を追加する。さらに、賞金や賞状に加え、本学と京都市が共同運営する「京都国際マンガミュージアム」の入場チケットなどの記念品も贈呈する。

応募部門は以下の通り。

▼美術・工芸部門:絵画/版画/立体・彫刻/工芸

▼デザイン部門:イラスト/グラフィック/ファッション/プロダクト/インテリア/建築

▼マンガ部門:ストーリーマンガ/キャラクター/一コママンガ/アニメーション

▼メディア部門:写真/映像/音楽/プログラミング作品

▼文章部門:エッセイ

▼授業作品部門:高等学校の授業内で取り組んだ作品

 入賞作品は、2026年3月6日(金)正午にSEIKA AWARD Webサイトで発表。入選作品はすべて、3月14日(土)~22日(日)に京都精華大学 ギャラリー Terra-Sで開催する「SEIKA AWARD 入選作品展」で展示する。授賞式は3月15日(日)に同大で行う。応募方法など詳細は、WEBサイトに掲載している。

「SEIKA AWARD 2025 ⼊選作品展」の様⼦