8月8日、長野県上田市のサントミューゼ 小ホールにて、上田市弁当の日プロジェクト実行委員会主催による「弁当の日」に関するイベントが開催された。夏休み期間中ということもあり、約200名の親子連れが参加し、食育と子育てに関する学びと感動を共有する一日となりました。
会場が一体となった「大きなお弁当作り」
イベントでは、なおやマン&しま:あいの二人による体験型企画「大きなお弁当作り」が行われ、参加者全員が“小人になった”というユニークな設定。トマトに見立てた大きな風船を運んだり、お肉の粒に見立てた風船を袋に詰めてウインナーを作ったりと、会場全体が一体となって盛り上がった。

食育クイズで楽しく学ぶ!野菜ソムリエNAHOさん登場
続いて、野菜ソムリエのNAHOさんによる「お弁当に関する食育クイズに挑戦しよう!」が開催された。「水に浮く野菜はどれ?」など、参加者は食材やお弁当に関する知識をクイズ形式で楽しく学んだ。

映画『弁当の日』上映会で涙と共感のひととき
イベントの締めくくりには、映画『弁当の日』の上映会が行われた。長時間の上映にもかかわらず、ほとんどの参加者が最後まで鑑賞。感動的なシーンでは涙する姿も見られ、深い共感を呼んだ。

保護者と一緒に参加した小学生は、「いろんな県での『弁当の日』の取り組みを見ることできてよかった。(この後自分も弁当つくりに挑戦したいので)何を作ろうかなと思いました」と話した。また、保護者の一人は、「弁当の日に大変共感できました。この取り組みを通して得られる感謝とか喜びは子どもの自信につながると思います。子どもたちの教育で大事なことだと感じました」と感じ入っていた。
主催者は、「 “自分で作る弁当”の物語を通して、家庭・学校・地域それぞれの関わりや、子どもの成長のあり方を改めて考えるきっかけとなり、日々の子育てや食育のヒントにしていただきたい」と企画の趣旨を語り、「夏休みということもあり、親子でのご参加が多く見られ、幅広い年代の方に参加いただき、楽しみながら学び、『弁当の日』の取り組みを知っていただくきっかけになったと思う」と話した。