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ウイスキーの「モルト粕」から紙素材を開発 サントリー白州蒸溜所で紙袋を販売

 サントリー白州蒸溜所(山梨県北杜市)で工場見学の案内やショップ運営を担うサントリーパブリシティサービス(東京都江東区)は、ウイスキーの製造工程で発生する副産物「モルト粕(かす)」を活用した紙素材「ウイスキーペーパー」をkitafuku(横浜市)と共同で開発した。

 この素材を使った「白州の森 ウイスキーペーパー紙袋」の販売を白州蒸溜所内のショップで始めた。

 サントリーパブリシティサービスは、kitafukuがクラフトビールのモルト粕を紙にする技術を持っていることから、ウイスキーにも応用できると考え開発に至った、としている。

 「ウイスキーペーパー」は印刷や加工にも適した紙素材で、今後はオリジナル商品の開発を進めるとともに、他の施設やブランドとの連携も視野に入れるという。