史上初の女性首相が誕生し、若者の政治に対する関心が高まっているそうだ。Studyplusトレンド研究所(スタディプラス・東京)は、10月31日から11月4日の期間、全国の高校生と大学生を対象に「高市新総理に関するアンケート」を実施し、8806人が回答した。若年層に支持されていると言われる高市首相だが、この調査でも「応援したい」と答えた人は93.5%に達している。
「応援したい」理由は、「政治家として信頼できそう」(64.8%)が最も多く、「女性として活躍しているのがかっこいい」(21.0%)、「SNSで話題だから気になる」(4.1%)が続いた。また、政策課題として特に重要と思われるものを聞くと、「国際関係・安全保障」(25.2%)、「物価高」(22.9%)、「雇用・給料の問題」(13.8%)、「少子化・子育て支援」(13.3%)などが多かった。
一方、若い人を中心に注目されているのが「サナ活」──。これは高市早苗首相の持ち物やファッション、考え方に共感する人たちが増えていること。首相が愛用する手提げバッグが「早苗バッグ」として注目され、注文が相次いでいるという話題もあり、彼女のライフスタイルをまねする動きが一つのカルチャーになっているという。アンケートでは39.0%「サナ活」を知っていると答え、知ったきっかけは「X(旧Twitter)」が47.8%で最も多かった。
「サナ活」がきっかけで政治への関心が高まったかどうかについては「あまり変わらない」が47.5%、「少し高まった」が25.8%、「高まった」が24.3%と、半数がサナ活から政治に関心を持ち始めたとしている。










