コロナ禍もひと頃に比べて落ち着き、今年は旅行に行くぞ!──と思っている人が多いことだろう。そこでエイチ・アイ・エス(東京)は、同社が運営する女子旅コミュニティー「タビジョ」に対し、2023年行ってみたい旅先とコロナ禍前後での旅行事情に関するアンケートを実施した。調査期間は2022年11月24日~2022年12月04日で90人が回答した。
それによると、行ってみたい旅行先のトップは、誰もがその回答に納得しそうな「ハワイ」。どんな時でも行きたいと思う、不動の人気旅行先だ。2位は「アメリカ本土」、3位には、カッパドキアという定番の人気スポットがある「トルコ」と、ローマやベネチアなど見どころ満載の「イタリア」が同率で並んだ。5位には「フランス」がランクイン。一方、選んだ先に行った経験があるか無いかを聞くと、行ったことがあるが25%で、とりわけ、ハワイはリピーターの割合が約7割に達している。
コロナ禍となる前、「年に平均で何回旅行(海外・国内)に行っていたか?(帰省や出張など、観光以外は除く)」と聞くと、平均4.8回 。「コロナ禍以降、海外旅行には行ったか?」との問いには、行っていないが52.3%で、1回25%、2回10.2%、3回3.4%、4回3.4%、4回以上5.7%となるなど、各国の出入国条件が厳しくなる中で、複数回行った人も少なからずいるようだ。
他方、コロナ禍以降、海外旅行に行けないことから、「国内旅行を選ぶ機会は増えたと感じたか?」との質問には、以前より増えた人が71.6%、変わらないが22.7%、以前より減ったが5.7%となった。コロナ禍以降、宿泊を伴う国内旅行に行った回数は平均で10.5回。年あたりに換算すると3.5回で、コロナ禍前の平均が4.8回だったことからすると、旅ジョのコロナ禍における旅行は、自粛気味だったようだ。