まめ学

約6割がコロナ後の体力低下を実感 夏バテ対策はしっかりと

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 ようやくコロナ禍を抜け出して遊べるかな、という夏休み。でもコロナ禍の間に体力が落ちていて、夏バテには例年以上に要注意かもしれない。6割近い人が「アフターコロナで体力低下を実感」しているという調査結果(パナソニック)がある。

 全国の20~69歳の4700人を対象に夏バテへの意識やライフスタイルについて、6月12~13日に調査。今年5月以降、外出機会が増えた人は全体の64.9%と、5類移行後にお出かけ自体はやはり増えている。でもコロナ禍中と比べ、体力低下を感じている人も59.3%にのぼった。特に大阪と沖縄では67%と”お疲れ”の様子。一方、ここ数カ月間でウォーキングや体操など1日30分程度以上の軽く汗をかく運動をしているかをたずねたところ、「まったく行っていない」「週1日以下」「週2日」を合わせて全体の74.3%と、運動不足気味という人が大半。都道府県別にみると、福島県が85%と日本一運動不足になっている。

 そしてここ数カ月の間に夏バテのような症状(疲れ、だるさ、胃腸の不調、眠れないなど)を感じたことがあるかどうかについては、過半数が「しばしば感じたことがある」「よく感じたことがある」と回答した。そんな暑い夏にたくさん食べたり飲んだりしたいものベスト3は、やはりアイスや冷たい麺類、そして炭酸飲料とすべて冷たいもの。でも、夏バテ対策として最も人気の食べものは「うなぎ」。ブランド豚がある富山・宮城県では「豚肉」、宮崎県は「冷や汁」が上位にあがり、ご当地食が思い浮かぶ人も多かった。