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フードロスの活用実験 静岡市で週末はカレーを食べに行こう

 静岡市内のスーパーで食品ロスとなった野菜や果物。これを活用して作った“フードロス解消カレー”が市内の13店舗で11月の土・日ランチ限定で食べられる、「yummy 闇(ヤミ〜)」カレー祭(静岡新聞社・静岡市)が開かれている。

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 売れ残りや規格外品の活用を通じて食品ロスを考えるキャンペーン「静岡まかないフードフェス」の一環。スーパーの店頭には置けないけれど、加工次第ではまだ食べられる野菜や果物を選別して飲食店に毎週届ける。趣旨に賛同したお店は、個性を生かしたオリジナルのカレーを作る。食品ロスだから、どんな野菜が入るか分からないので名づけて「yummy 闇(ヤミ〜)」カレー祭だ。

 野菜の選別には、食品ロスをはじめとした社会課題を学ぶ地元高校・大学生が、また配達は静岡市環境局ごみ減量推進課が担う。傷んだ葉を丁寧に取り除いた高校生は「廃棄予定でも、傷んだ部分を丁寧に取り除けば食べられる野菜が多いことを実感した」という感想を寄せている。

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