豊かな森と海を持つ奄美大島。その自然や食、文化を知ることができる「奄美・沖縄」WEBサイト(鹿児島県観光連盟)がリニューアルされた。世界自然遺産を満喫できるコンテンツに加え、12月22日まで「島のいいもの」が当たるクイズキャンペーンも開催中だ。
鹿児島県と沖縄県にまたがる「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の4エリアは、貴重な生物多様性が評価され、2021年に世界自然遺産に登録されている。その一つ、奄美大島は太古の昔、大陸から孤絶してできた島で、亜熱帯性広葉樹林や熱帯系の樹林などで構成される豊かな森には、アマミノクロウサギやルリカケスなどの固有種が生息している。周辺の海も生きものの宝庫。約220種類ものサンゴが生息し、入江が連なる海岸にはウミガメが産卵にやって来る。
食文化も魅力的だ。奄美のソウルフードともいえる「鶏飯」や芳醇(ほうじゅん)な黒糖焼酎、島のフルーツを丸ごと使ったジェラート。そして世界三大織物の一つとして名高い大島紬(つむぎ)など、歴史ある文化も見逃せない。ゆっくりサイトを眺めつつ、来年の旅の計画が立てられそうだ。