オークション会社、マレットジャパン(東京)は、近現代アートオークション「マレットジャパンオークション」を3月7日に半蔵門にあるマレットジャパンオークションハウスで開催する。また、当日はライブ配信型オークションの「M-Live Auction」も同日開催する。
マレットジャパンは日本有数の美術品専門オークション会社。近代から現代の美術品を中心に扱い、東京の自社会場で年間5~6回のオークションを開催している。2005年創業時から国内でいち早く海外マーケットの拡大を実現し、国内はもとより欧米、アジアで利用されている。
オークション作品は全273点を出品。通常は絵画や版画作品の出品を主としている同社だが、今回は、埴輪(はにわ)の「男子人物埴輪」が出品される。本作は1500年もの間、地中に埋もれ、出土されるやいなや1950年代末にアメリカへ渡った。その後幾度も持ち主が変わり、今回ついに日本へ戻ってきた。古墳時代の生活に想像が膨らむ、大変興味深い作品だ。
ハンガリー出身の美術家モラースロー・モホリ=ナジの作品「Konstrucktion VI;『Kestner-Mappe 6 Konstruktionen』より」はリトグラフシリーズの内の1点。1923年、まさにバウハウスで教鞭をとっていた期間に制作された。
オンライン同時入札限定で参加できるM-Live Auctionではモダンの作家から若手作家の作品も幅広く取りそろえている。注目の出品作品は星山耕太郎による「Brigitte Helm」。
オンラインカタログはホームページのトップページまたはISSUUから誰でも閲覧できる。
オークション参加に際しては、まずはマレットジャパンホームページから無料会員登録が必要。事前入札・電話入札・オンライン同時入札参加申請は前日の3月6日、18時まで受け付ける。オークションに関する詳細は、会社ホームページ へ。