海宝直人、実写版のエリックは「現代人にも共感しやすい」キャラクターに 映画『リトル・マーメイド』【インタビュー】

－ところで、海宝さんは、これまでもたくさんのディズニーキャラクターを演じてきましたが、本作のエリック以外で印象に残っているディズニーキャラクターを教えてください。

　（2016年に上演された劇団四季の）「ノートルダムの鐘」のカジモドは、自分の役者人生においてとても大きな役だったので、特別な思いがあります。アラン・メンケンさんと初めてお会いしたのもその頃で、僕が演じているカジモドを見ていただけたということもあって、とても思い出に残っている作品です。

－アリエルとエリックの運命の出会いを描いている本作にちなんで、海宝さんが最近果たした“運命の出会い”は？

　最近ではないですが、ヒグチアイさんというアーティストの方の歌声に“一目ぼれ”ならぬ、“一聴きぼれ”しました。ファンレターを書こうかなと思うぐらい大好きで、自分のライブでもカバーさせていただいています。

－最後に本作の見どころを。

　普遍的な、時代を超えたテーマを持っている作品で、今を生きる人たちにも勇気とパワーをくれる作品になっていると思います。もともとあったアニメーションの名曲の数々は、映画館の大音量で聴くとより感動すると思いますし、新たに加わった３曲も素晴らしい楽曲になっておりますので、ぜひ海の世界と音楽を映画館で浴びていただけたらと思います。

（取材・文・写真／嶋田真己）

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