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杉野遥亮&岡崎紗絵&宮澤エマ&向井康二「ムードメーカーは向井さん」 “山岳医療ドラマ”「マウンテンドクター」4キャストが撮影現場を語る【インタビュー】

-杉野さんと向井さんは初共演となりますが、ドラマに入る前の印象と会ってみて印象が変化したことはありますか。また、皆さんの撮影現場での様子を教えてください。

杉野 向井さんは、よくしゃべる方だなと思いました(笑)。以前バラエティー番組で拝見したことがあったのですが、そのままの印象でした。これから先、物語の後半で2人で一緒にお芝居するシーンが増えるので、楽しみにしています。

宮澤 向井さんはムードメーカーですよね。カメラが回っているときも、いないときも全く変わらない方だなと思いました。最初はどんなふうに話し掛けたらいいのかなと思っていたのですが、近所にフラッとやって来たような感じで「どうも」と、すごくフラットに接してくださって(笑)。

岡崎 私も撮影初日は、すごく必死で緊張していたのですが、焼き鳥屋「しんちゃん」で撮影しているときに予定外に電話が鳴るハプニングがあって、そのときに向井さんが「誰か取って~何かの配達かな~?」と言って笑いに変えていたので、その対応力の素晴らしさに驚きました。

宮澤 まさに店のオーナーの“しんちゃん”がそこにいたよね。

向井 僕は撮影初日は1日中、焼き鳥を焼いていたので、焦げ具合とかいろいろあって、正直焼き鳥に夢中でしたね。帰りにマネジャーさんの車が臭くなってしまって、匂いはつきましたけれど、やっぱりお芝居は楽しいと思いましたし、これから楽しい皆さんとどんどん近づけたらいいなと思っています。実は2クール前のドラマでバーテンダーの役をやっていて、それをきっかけに焼き鳥店の店主役のお話が来たので、バーテンダーから焼き鳥店に転職しました(笑)。焼き鳥屋「しんちゃん」が皆さんの憩いの場になればいいなと思います。

-向井さんは現場のムードメーカーというお話が出ましたが、ほかの御三方は、それぞれご自身に現場でのポジションを付けるとしたらいかがですか。

宮澤 私はなるべく現場の空気を読んでバランスを取って、皆さんの橋渡しになればいいなと思っています。バランサー的な存在を目指します。

岡崎 私が演じている麻酔科医は、いろんなことを引きで見て全身管理しなくてはいけない役割なので、自分のことで精いっぱいではありますが、私自身も現場でも少し引いて客観的に見る視点が持てたらいいなと思います。

杉野 僕は役に集中したいときは1人で静かにしていることが多いので、その代わり、少し差し入れを多めにしたいなと思って、そこでバランスを取っています。スタッフさんも遠い場所でのロケは移動なども大変で疲れていると思うので、“差し入れ係”としても頑張ります。

(C)カンテレ

 (取材・文/小宮山あきの)