カルチャー

世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」 開館20周年を記念し木曽三川をイメージした新施設がオープン

 世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」(岐阜県各務原市 館長:池谷幸樹)は、2024年7月14日(日)に開館20周年を迎える。2024年4月13日(土)からの1年間をアニバーサリーイヤーとし、様々なイベントや新規展示を予定している。周年企画の1つとして新施設:「木曽三川 長良川・木曽川・揖斐川の豊かな水辺」が4月20日(土)にオープンする。4月18日(金)にはプレス向け内覧会が開かれた。また地元の川島東こども園の園児らも招かれ、新施設の見学や魚のエサやりを体験した。

 新施設は、濃尾平野を流れる豊かな木曽三川をイメージした屋外施設で、そこに暮らす生き物やその多様性を見て・感じて・楽しく学ぶことができる。内覧会では、地元の園児らによるエサやり体験も行われ、「食べた!」「すごいはやい!」などと楽しそうに話し、会場を和ませた。

 「アクア・トト ぎふ」館長の池谷幸樹氏は、「実際の木曽三川が流れている順に、それぞれの川をイメージした展示をしており、円型の水槽に、自家繫殖させた絶滅危惧種の生き物などを展示しました。普段見ることができない生き物を身近に感じていただけければ。木曽三川の魚たちとの距離を縮めていただき、魚の名前を1つでも知ってもらいたい」と語った。

 また特別企画展として、「クラゲに夢中! ~きっとあなたも、好きになる♡~」を4月13日(土)よりスタートした。クラゲ飼育の歴史をけん引してきた水族館である「新江ノ島水族館」(神奈川県藤沢市)とコラボレーション。淡水域に出現するマミズクラゲをはじめ、木曽三川が流れ着く伊勢湾で見られるクラゲなどを紹介している。身近な環境に目を向け、川と海のつながりも認識できる展示。1階の特別企画展示スペースで7月7日(日)まで開催している。

アクア・トト ぎふ:https://aquatotto.com
20周年記念サイト:https://aquatotto.com/20th-anniversary/