カルチャー

電力をへらす、つくる、ためる 「HTT」CMが発表

東京都は脱炭素社会の実現に向けて、節電アクション「HTT(電力を(H)へらす・(T)つくる・(T)ためる)」に集中的に取り組むための「夏のHTTキャンペーン」を開始した。そのキャンペーン動画として、「脱炭素社会に向けて、HTTアクション」をキーワードにしたテレビCMやWEB広告を公開中だ。

前年と同様、動画には林修さんが登場。今回は「HTT」と書かれた日傘を使って空から舞い降りてきてHTTについて説明するという演出。暑い夏の日に暑そうにしている子供たちに、冷蔵庫の設定温度を調節することで電力を「(H)へらす」効果があること、さらに、太陽光発電と蓄電池を上手く活用することで、「(T)つくる・(T)ためる」ことができることを伝授するという内容だ。

動画制作の現場では、合成のために水色の幕の前で日傘をもってポーズをとり、水色の衣装を着たスタッフに補佐されながら撮影。

林修さんは自分を「最も飛びそうにない人間ですから」と笑う。「僕のイメージと逆の形で皆様の意表をつくという演出だったのかなと思う。僕自身も全く想像しないものでした」と撮影の感想を語った。

また、動画を見る人へ「HTTとは、電力を(H)へらす・(T)つくる・(T)ためるということを総称した表現です。そしてそれは我々ひとりひとりができることの努力の方向を示す言葉でもあります。我々にできることのひとつが脱炭素。そのためのHTT。皆さんもご協力よろしくお願いします」とメッセージを送った。