ビジネス

デノンがDD方式レコードプレーヤーの最上位モデルを発売 最新技術で正確性、安定性、信頼性を確保

 main

 

オーディオブランドのデノン(ディーアンドエムホールディングス・川崎市)から、アナログプレーヤー「DP-3000NE」が登場する。1970年代に放送局用の技術を民生用に最適化した「DP-3000」の設計思想を受け継ぎながら、最新の技術で作り上げた現代版として、「正確性、安定性、信頼性を兼ね備えた」レコードプレーヤーとしている。価格は税込み38万5000円で、10月上旬の発売予定。

 構成は極めてオーソドックス。駆動方式にはモーターがプラッター(ターンテーブル)を回転させるダイレクトドライブ(DD)方式で、トーンアームはヘッドシェル交換が可能なS字型ユニバーサルトーンアームを搭載している。

sub15

 回転数はLP盤の33/1/3rpmとシングルEP盤の45rpmのほか、SP盤に対応する78rpmに対応。機構設計では最新技術を導入しており、空間ベクトル・パルス幅変調方式によるクォーツの高精度な回転制御、低ノイズのスイッチングモード電源とするなど、シンプルで安定した動作を図っている。