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喫茶店のコメダがおむすび業界に進出 「おむすび 米屋の太郎」をオープン

 おむすび人気が海外まで広がり、テイクアウトの専門店が急増している。そんな中、フルサービス型の喫茶店で人気のコメダ(名古屋市)も、おむすび業界へ進出。新業態「おむすび 米屋の太郎」の1号店を、2月22日(土)に東京・新宿センタービル地下1階にオープンする。天むすやみそカツなど“地元”名古屋が誇るうまいものを具材にした「名古屋おむすび」は、コメダならではだろう。

 喫茶店のコンセプトでもある“くつろぎ”の時間をお無地日を通して提供したいという思いから、さまざまな部分にこだわった。注文を受けてから握る“結びたて”と、一口目から具材が味わえるような工夫。米は、おむすびに合うように全国の米どころの個性を掛け合わせた独自ブレンドの国産米を使用。愛知県三河湾鬼崎産の優等級の厚みのあるのりは、パリパリした食感がふんわり結んだご飯と引き立て合うだけでなく、のりに開ける穴の大きさにもこだわり、歯切れの良さも追求した。

 おむすびは全部で24品。ラインアップは、三元豚の食感を生かしたトンカツに赤みそが香る名古屋味のみそだれを合わせた「味噌ヒレカツむすび」(330円・税込み、以下同)、店内で衣付けして揚げてから特製だしにくぐらせたエビ天を用いた「天むす」(380円)、カラリと揚がったエビフライをのりで巻き上げた「海老フライむすび」(350円)などの「名古屋おむすび」や、定番の「紀州南高梅」(290円)、「明太子だし巻き」(350円)など。

 おむすび以外にも「お惣菜セット」(550円)や「赤だし豚汁」(380円)などが用意され、テイクアウトだけでなくイートインでも楽しめる。一部商品は、併設する「コメダ和(なごみ)喫茶 おかげ庵」でも注文できる。新宿に続き、埼玉県の川口市(2月26日オープン)や大宮(2月28日オープン)にも出店されるので、おむすびブームに拍車がかかりそうだ。

明太子だし巻き