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「ここはどこ?」な写真展 懐かしの都城へタイムトラベル

国道10号沿いの日向興業銀行(昭和30年)

 最近、100年以上前の写真や動画に色をつけたものがSNSなどに数多くアップされている。ヨーロッパの都市など、今と大して変わらない風景もあれば、知っている場所なのに全く異なる風景に驚がくする場所もある。都城歴史資料館(宮崎県都城市)では、企画展「写真でふりかえる都城」がスタートした。多少なりとも記憶にある世代、まったく知らない世代ともに、町の移り変わりを実感できる良い機会だ。

都城市姫城町に建設された消防本部(昭和35年)

 昭和30~50年代を中心に、当時の都城を前後2期に分けて紹介する。江戸時代の記録から分かる主要な街道と現在の様子を比較したり、航空写真で建物や街並みを見たり。SL(蒸気機関車)が走っていた様子なども紹介、知らない世代には“地元”には見えないかもしれない。後期には、学校の移り変わりや文化・スポーツ、祭りなどのイベントの様子のほか、史跡や観光地の様子も紹介する。入館料は大人220円(160円)、高校生以上160円(110円)、小・中学生110円(50円)。(カッコ内は20人以上の団体料金)。

 前期:令和4年9月15日~令和5年1月29日、後期:令和5年2月3日~5月7日