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海女さんの仕事ってこんなにすごい しながわ水族館特別展で「福井の海」を紹介

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越前がに「極」

 水族館で見る“海産物”は面白い。ふだんは食べものとして見ているものを、改めて生きものとして観察すると“目からウロコ”ものだ。しながわ水族館(東京)では、5月11~19日まで、特別展「福井県坂井市のらしさ、かがやく。海の学び舎」を開催する。

 坂井市にある「越前松島水族館」としながわ水族館のつながりから生まれたこの企画は、今回が3回目。冬の味覚の王者・越前ガニ「極」(甲羅幅14.5センチ、重さ1.5キロ以上)のはく製を展示し、カニの生態について学べるほか、坂井市で活躍する海女さんの仕事についてパネルで解説する。

 また、トラフグ、マハタなどの福井県の養殖魚を展示して「育てる漁業」を紹介、アプリを使って紙に描いた魚が壁面を泳ぎだすイベントもある。越前松島水族館から展示用として越前ガニやアワビ、ウニの送付、福井県からはマハタ、トラフグなど稚魚の提供を受けている。

アワビ
アワビ

 入館料金は大人(高校生以上)1350円、小・中学生600円、幼児(4才以上)300円、シルバー(65才以上)1200円。 なお、初日の5月11日にはオープニングイベントを開催。坂井市公式キャラクター「坂井ほや丸」の東京での初お披露目や、甘えび汁の無料配布(150食限定)、坂井市の銘菓まきなどが行われる。