積水ハウス(大阪市)は、都市の生物多様性保全の取り組みに関するフォーラムを11月30日開催する、と発表した。12月開催のカナダでの生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)第2部を前に、生物多様性保全への関心が高まることをにらみ開く。COP15では、新たな世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)を採択する見込みという。
フォーラムは、積水ハウスの生物多様性保全の取り組み紹介や、国際自然保護連合日本委員会事務局長・道家哲平氏によるCOP15開催直前の最新情報のビデオ報告など、生物多様性保全推進に役立つ内容になる見通し。
都市の生物多様性の活動報告には、都市緑化機構企画調査部主任研究員の菊池佐智子氏と 琉球大理学部教授でシンクネイチャー代表取締役の久保田康裕氏が登壇。都市の生物多様性をテーマにしたパネルディスカッションには、東京大大学院農学生命科学研究科准教授の曽我昌史氏(ビデオ参加)や写真家の今森光彦氏、千葉大非常勤講師の村松亜希子氏、立教大特任教授で不二製油グループ本社CEO補佐の河口眞理子氏、積水ハウスESG経営推進本部環境推進部スペシャリストの八木隆史氏が参加する。
フォーラムの開催時間は午後2時~3時半。オンライン視聴は積水ハウス「都市の生物多様性フォーラム」特設サイトから。