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「ザ・リッツ・カールトン福岡」6月21日開業 九州に初進出、博多織で地元らしさ

福岡にザ・リッツ・カールトン開業 6月21日開業、博多織で地元らしさ 画像1
積水ハウス×マリオット・インターナショナル 「ザ・リッツ・カールトン福岡」18階ホテルロビー(イメージ)

 

 積水ハウス(大阪市)とマリオット・インターナショナル(本社・米メリーランド州)は、福岡市の福岡大名ガーデンシティ内に「ザ・リッツ・カールトン福岡」を6月21日開業すると発表した。ザ・リッツ・カールトンブランドのホテルとしては国内6軒目、九州では初進出になるという。

 客室数は167室(うち20室がスイートルーム)。地上25階建てで高さ111メートル。1階にホテルエントランスとアライバルロビー、3階にウエディングチャペルと宴会場を設ける。18階はホテルロビーのほか、会席、すし、鉄板焼を提供する日本料理レストランや洋食レストラン、軽食やカクテルが楽しめるザ・ロビーラウンジ&バーなどダイニングエリアとする。

 19~23階は、全室50平方メートル以上の広さを誇る147室のゲストルームと20室のスイートルームを備える。24階はクラブラウンジやスパ、ジム、プール、博多湾の夜景を楽しめるバーを展開する。

 福岡らしさを表現するため、1階で博多織をイメージしたデザインのじゅうたん(1階)、博多織の紋紙(パンチカード)から着想を得た照明(エレベーターホールや廊下)、博多織の引き戸(スイートルーム)などを計画している。

 両社は「地元の伝統と文化を尊重して国際色豊かなこの地に、新と旧が織りなす福岡らしさを表現し、この博多織を象徴するように、人と街を紡いでいく」としている。