シェフラージャパンがEV向け製品のシンポジウム開催 持続可能で効率的なモビリティのソリューションを披露

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シェフラージャパン 「4in1 電動アクスル」

 

 自動車部品開発のシェフラージャパン(神奈川県横浜市)は、「シェフラーシンポジウムジャパン2022」を横浜市のパシフィコ横浜で11月30日〜12月1日に開催し、製品展示や専門技術者によるプレゼンテーションを行った。

 シンポジウムは「Energizing the Next Generation(次世代を動かす)」 をテーマに、モータ、トランスミッション、パワーエレクトロニクスのほか、サーマルマネージメントシステムを一体化した「4in1 電動アクスル」、自動運転を可能にする駆動装置やシステムのコンポーネントなど、主にEV(電気自動車)向け製品を日本で初公開した。

 また、オートモーティブ・テクノロジーズ事業部の専門技術者が、モビリティソリューション向けのコンポーネントとシステムに焦点を当て、イノベーションなどモビリティの未来に向けた変革をテーマに双方向型のプレゼンテーションも行った。

 シンポジウムで田中昌一代表取締役は「シェフラーでは、2030年には世界で生産される自動車の80%が、電動パワートレイン(全電動、ハイブリッド)になると予測しており、このシフトに対応するために、特に電動アクスルドライブの技術革新を進めている」と述べた。