おでかけ

6月下旬まで、雪を存分に楽しめる! 「2023 立山黒部・雪の大谷フェスティバル」

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 富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(立山黒部貫光・富山県富山市)で6月25日(日)まで、「2023 立山黒部・雪の大谷フェスティバル」が開催されている。

 春の人気イベント、迫力ある雪の壁の間を歩く「雪の大谷ウォーク」や、立山連峰を一望できる雪の上の遊歩道「パノラマロード」のほか、雪を存分に楽しめる新しいイベントも実施する。「雪の大谷」は、世界有数の豪雪地帯、標高2450メートルの立山室堂で特に雪が吹きだまる「大谷」付近を除雪してできる巨大な雪の壁。今年の高さは13メートルとなった。

雪の大谷ウォーク開催30回記念ロゴ
雪の大谷ウォーク開催30回記念ロゴ

 5月21日(日)までの1st STAGE「みんなで楽しむユキアソビ」では、今年で開催30回目を迎える「雪の大谷ウォーク」だけでなく、雪を掘って新しい道を作る「くずそうユキカベ!つくろう新しいミチ!」や、ゆっくりと雪景色を堪能できる「立山ユキテラス」(土日祝日限定)などのイベントを実施。

 5月22日(月)~6月25日(日)に開催する2nd STAGE「○○を見つけよう!」では、初夏の立山室堂平の魅力を見つけるイベント「オリジナル絵はがきスタンプラリー」やフォトコンテストを実施する。今年、立山黒部アルペンルートアンバサダーに就任したフォトグラファー・イナガキヤストさんと一緒に写真を撮りながら室堂平を巡る「イナガキヤストさんと巡る立山室堂平フォトスポット」などを企画している。

オリジナル絵はがきスタンプラリー完成イメージ
オリジナル絵はがきスタンプラリー完成イメージ
フォトグラファー「イナガキヤスト」さん
フォトグラファー「イナガキヤスト」さん

 「立山黒部アルペンルート」は、中部山岳国立公園・立山にある山岳観光ルート。富山県の立山駅(富山地方鉄道・立山黒部貫光)から長野県・扇沢間は、雪の大谷の中を駆け抜ける「立山高原バス」や現在日本で唯一運行しているトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」などさまざまな乗りものを乗り継いで移動することができ、雲上の絶景を気軽に楽しむことができる。今年度の営業期間は11月30日(木)まで。

立山黒部アルペンルート 路線図
立山黒部アルペンルート 路線図