黄金色で小さくてはかない姿は、幸運を呼んでくれそう! 香川県にある四国水族館では、“黄金色のオタマジャクシ”を展示している。6月上旬に高松市内の水田で見つかり、発見者から同水族館が譲り受けた2個体。同水族館では現在、「梅雨展~梅雨を連想させる生きものたち~」を開催中で、黄金色のオタマジャクシは「梅雨展」の展示ブースに仲間入りした。
今回見つかった黄金色オタマジャクシは、「黄化個体」という色素変異個体で、何らかの理由で色素の一部が抜け落ちたものと考えられるという。ニホンアマガエルの幼生で、現在全長約3cm。「梅雨展」の開催は梅雨明け宣言が出るまでの期間で、同水族館では「ぜひお早めに来てください」と呼び掛けている。
四国水族館の展示テーマは「四国の水景」。日本最大の内海・瀬戸内海、世界最大の暖流・黒潮が流れる太平洋、人々の生活を支えた人造湖や、高知の四万十川をはじめとする清流の数々を擁する四国の多面性に満ちた水景の数々が体験できる。
■四国水族館
・所在地:香川県宇多津町浜一番丁4
・通常営業時間:9時~18時(最終入館は17時30分)
・夜間延長営業時間
7月22日(土)~8月10日(木)・8月16日(水)~8月27日(日):9時~19時30分(最終入館は19時)
8月11日(金・祝)~8月15日(火):9時~21時(最終入館は20時30分)
・入館料:大人(高校生・16歳以上)2400円、小中学生1300円、幼児(3歳以上)600円、3歳未満無料