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サントリー美術館が一日だけ“こども専用”に 「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」開催

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 ちょっと敷居が高く感じる美術館だけれど、これだったら親子でも気軽に行ける。「サントリー美術館」(サントリーホールディングス・大阪市)が8月15日(火)に開催する「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」。休館日の美術館を“こども専用びじゅつかん”として小中学生とその保護者に限定して無料開放し、展覧会の鑑賞やワークショップなどを楽しんでもらうイベントだ。入館無料。時間指定予約制で、期間限定の「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」サイトで7月18日(火)11時から事前予約を受け付ける(先着順)。

ワークシートを使用した展覧会鑑賞(2022年の様子)
ワークシートを使用した展覧会鑑賞(2022年の様子)
ツアー型プログラム(2022年の様子)
ツアー型プログラム(2022年の様子)

 当日は、ワークシートを使って開催中の展覧会「虫めづる日本の人々」(7月22日~9月18日)を鑑賞したり、出入り自由のワークショップコーナーで、重要文化財でたくさんの野菜や果物、昆虫などが登場する巻物「菜蟲譜(さいちゅうふ)」(伊藤若冲、栃木県佐野市立吉澤記念美術館蔵)のミニ巻物作りにも挑戦したりできる。このワークショップのほか、サントリー美術館ならではの「ひみつ」を紹介する館内ツアーや、進行役のスタッフと一緒に発見したことや感じたことを話す「対話型鑑賞」、昆虫ハンター・牧田習氏の特別トークなどの体験型プログラムも用意する(事前予約制)。

「虫めづる日本の人々」展
「虫めづる日本の人々」展

 また、「こどもびじゅつかん」開催時に行われている展覧会「虫めづる日本の人々」などに関するも子ども向け動画を、事前に配信する。詳細は6月下旬に同美術館ホームページに掲載する。