カルチャー

夏の納涼スイーツ特集で暑さを乗り切る 限定表紙版もある『婦人画報』8月号

 蒸し暑い梅雨から夏にかけて、「納涼」という文字は視覚的に涼しさを運んでくれる。『婦人画報』(ハースト婦人画報社、税込み1400円)は、8月号通常版と増刊の2種類を7月1日に発売した。納涼スイーツの最前線が紹介されている。

 日本では、夏のうだるような暑さのなかで工夫を凝らして涼を得る「納涼」の文化が発達してきた。欠かせないのが冷たい甘味。ふるふる、とろ~り、シャリシャリといった涼感をそそる食感やのど越しとともに、その世界は和洋の壁を越えて広がりを見せている。古今東西の涼菓の魅力を熟知する“スイーツ賢者”のおすすめをはじめ、今年の暑さを乗り越えるための涼菓55軒が掲載されている。

 ほかにも、茶人・千宗屋(せん・そうおく)さんが能阿弥にささげた茶会の様子や、世界に誇る日本のテキスタイル最前線など、優雅な世界を読んで楽しめる記事満載だ。

 8月号増刊は、140周年を迎える「ブルガリ」のジュエリーをローマで撮りおろした限定表紙 になっているが、内容は8月号通常版と変わらない。