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異彩の画家・柏原晋平氏の画業20周年を記念した個展を開催 初日には「レセプションパーティー」も

「NOISE – THE LAST SUPPER」W1940xH970(mm)

 東京・原宿の「SOMSOC GALLERY(ソムソクギャラリー)」で、10月18日(金)~11月3日(日)まで、アーティスト・柏原晋平氏の画業20周年を記念した個展「花と髑髏」KASHIHARA SHINPEI EXHIBITION “FLOWER and SKULL”が開催される。

 柏原氏は、1978年12月9日、東京生まれ。高校卒業後、舞台美術やデザイン会社など、さまざまな仕事に従事しながら絵画、水墨画を独学で習得し、2002年ごろから本格的に活動を開始。水墨画を軸にアクリルガッシュ、ペンキなどを使った絵画作品を制作。画壇や派閥に属さずに、画家、デザイナーとして数々の仕事を手掛ける。

 京都・本能寺 塔頭 龍雲院への襖絵奉納をはじめ、中村獅童さん×初音ミクさんの共演でも話題となった超歌舞伎シリーズ、早乙女太一さん「影絵」、堂本剛さんソロプロジェクト「ENDRECHERI」MVなどのアートディレクションなど、その表現媒体は多岐にわたる。

 今回の個展では、「死」を象徴する髑髏(どくろ)と華々しい「生」のシンボルである花を描いた作品群のほか、「いろは歌」をデジタル言語に変換して、デジタルとアナログの森羅万象を一つの画面で表現する作品を展示。「伝統」と「刷新」、そして「生」と「死」を表裏一体の存在から表現する。また、俳優・早乙女太一さん、ミュージシャン・やまだよしたかさん(吉田山田)ら、本個展のために集まった豪華メンバーとのコラボ作品の展示もされる。ギャラリーの開館時間は12時~20時。

 個展初日の10月18日は、柏原氏が在廊し、15時から鏡開きを行い、振舞酒を来場者に配布する(ただし、なくなり次第終了)。19時~22時は「レセプションパーティー」を開催、バイオリニスト・勝井祐二さん(ROVO)、ミュージシャン・静電場朔さん、アーティスト・SENAさんによる一夜限りの音楽ライブの開催を予定している。入場無料。ワンドリンクオーダー制。「SOMSOC GALLERY」の住所は、東京都渋谷区神宮前3-22-11。

画家の柏原晋平氏